プレスリリースの内容は配信内容に合わせて変わるもの。今回は新商品についての書き方をお伝えします。
うまく書くコツ・方法、メディアに受け入れられるポイントなど、項目ごとにまとめました。そのまま活用していただけるテンプレートも用意しましたので、ご確認ください。
プレスリリースの書き方:新商品・サービスの場合
どんなに有益で質の高い情報が書かれていたとしても、そのプレスリリース自体がメディア関係者の目に留まらなければ、取り上げてもらうことができません。また、文面に問題があって、伝えたい内容が全く伝わらない、これでは本末転倒です。書き方は難しいものではありませんので、大きな構成要素はこの5つに注目して作成しましょう。
1枚の紙面で必要な情報をしっかり網羅するためには、書き方を理解し、一定のルールに従って作成をすることが効果的です。
・参考記事:初めてのプレスリリース:書き方の基本・コツまとめ ・参考記事:プレスリリースの書き方・テンプレート_導入実績・事例ver
1.タイトル
タイトルはプレスリリースで最も重要な要素です。
読み手はこのタイトルだけで読む読まないの判断をするほど。タイトルで魅力が伝わらない、何の内容かわからない、そんなプレスリリースは「読まれないプレスリリース」と言っても過言ではありません。
新商品・サービスのプレスリリースの場合、以下の項目を意識して作成してみましょう。
- ニュースになる要素を盛り込む(新規性・トレンド性・独自性・社会性など)
- 製品/サービスの特徴を一言で明記
- 発売・提供開始日を明記する
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2.リード文
プレスリリース全体の要約です。書き方はシンプル、伝えたいことを2~3行に簡潔にまとめます。
タイトルとこのリード文でプレスリリースの全体像がわかるように記載しましょう。本文はここで記載した内容の補足をするイメージです。5W2Hをおさえて簡潔にまとめることがポイントです。
- Who:誰が → 自社
- When:いつ → 発売・提供開始日
- What:何を → 商品・サービスの商品特徴をシンプルに記載
- Where:どこで → 利用エリア・提供場所
- Why:どうして → 解決できる課題、実施背景
- How much:どのくらい → (提供個数上限などあれば)
3.画像
画像はリリースの内容を知るための重要な手段の1つです。文字ではない視覚による情報量・インパクトは効果的です。
また、配信したプレスリリースはその後メディアで紹介されることも少なくありません。その際に活用され、一般消費者の目に触れる要素です。ないがしろにせず選定しましょう。
- 内容はわかりやすいか
- 新商品の場合:商品の全体イメージ、商品ロゴ、商品の利用風景など
- 新サービスの場合:提供図、サービスロゴ、サービス利用風景など
- 情報が多すぎないか(伝える内容は1つ)
- サイズは横縦比1.91:1
- 解像度1,500~2,000px
- 画像サイズは1枚につき5MB以下
4.本文
タイトル・リード文の補足です。スペースはありますが、長々と記載する必要ありません。簡潔に伝えるべきことに絞って記載しましょう。
あくまで、読み手のことを考えること。書き方のコツは、業界や自社特有の言葉や横文字は極力控えること。
- 誕生・開発の背景
- 裏話:どんな思い・理由で使ったのか(タイトルで記載したニュース要素と連動)
- 商品・サービス説明
- サービスの特徴(2~3個)
- 利用方法・イメージ
- どんなことが解決できるか
- 商品・サービス概要
- 提供開始日
- 価格 ・ 販売方法
- サイトURL
プレスリリーステンプレート
上記を反映したテンプレートです。配信の際にぜひ活用してみてください。
プレスリリースを書いた後も大切
プレスリリースは書いて終わりではありません。せっかく作ったリリースをより多くの方に目にして欲しいですが、どんな手段でプレスリリースを配信するかで、その効果は天と地の差。 大きくは下記4つに分けることができます。
- FAX・メール・郵送で送る
- 記者クラブに投稿する
- メディアに直接持参する
- プレスリリース配信サービスを活用する
無料でプレスリリースを配信する方法も複数あります。
下記の参考記事の内容を踏まえ、適切な方法を理解して、プレスリリースの効果を最大化させましょう。