九州のメディア環境を丸裸にする「九州・沖縄メディア環境実態把握調査2021」

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株式会社九州博報堂

株式会社九州博報堂と、アドスタッフ博報堂が、九州・沖縄のエリアに特化したメディア環境実態把握調査2021を実施。メディア別の接触時間やイメージ評価、メディアサービスの利用実態からメディアに対する意識を中心に、多様な質問項目を聴取することで、九州・沖縄在住の生活者における、メディア生活全般の把握できる結果を発表しました。

トピックス
  • 携帯・スマホの保有率は96.2%、テレビの保有率(93.1%)を上回る。
  • 一日あたり(週平均)のメディア接触時間の上位をみると、テレビが最も長く131.8分。
    次いで、携帯・スマホが108.3
  • 週一回以上、WEB動画を閲覧する人の割合は、全体で80.3%。10代では95.1%、60代でも70.8%がWEB動画を視聴している。

九州・沖縄、各県レベルの分析や性年代、時系列といった視点での分析はもちろん、ライフステージや意識属性といった多角的な視点で、市場の現状や変化、兆しをとらえることができます。

目次

デバイスの保有状況

メディア調査
  • 「テレビ」93.1%、「携帯電話・スマートフォン」96.2%とそれぞれ高い保有率だが、携帯・スマートフォンの保有率がテレビを上回る結果となった。
  • 昨年に比べて保有率が増えたデバイスは「4Kテレビ」で約6pt(20年12.9%→21年19.0%)、「ストリーミング端末」で約5pt(20年15.6%→21年20.2%)、保有率が拡大。
    新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、巣ごもり需要拡大の影響が推察される。
  • また、これらデバイスは今後の保有希望も、他のデバイスに比べて顕著に高く、「4Kテレビ」40.6%、「ストリーミングデバイス」32.7%となっており、期待が高いことがうかがえる。

メディア接触時間(一日あたり/週平均)

メディア調査
  • 一日あたりのメディア接触時間の上位をみると、「テレビ」が最も長く131.8分。次いで、「携帯電話・スマートフォン」が108.3分となった。
  • メディアの総接触時間は、全体で344.5分。年代別にみると、10代が324.1分に対し、60代では382.4分と、約60分の差が見られ、年代が高まるほど総接触時間が増える傾向。
  • 接触メディアの傾向も年代別に異なる。10代は、「携帯電話・スマートフォン」の接触時間がもっとも長く168.9分。2番目に接触時間が長い「テレビ」は、83.8分となっており、約2倍接触時間が長い。一方の60代では、「テレビ」の接触時間が最も長く163.8分。「携帯電話・スマートフォン」の接触時間(59.2分)と比較すると、約3倍接触時間が長い。
  • 年代別の傾向としては、「テレビ」「パソコン」は年代が上がるにつれて接触時間が長く、
    「携帯電話・スマートフォン」は年代が下がるほど接触時間が長い傾向。
  • 昨年比でみると、「携帯電話・スマートフォン」の接触時間が微増傾向であり、いずれの年代も微増している。

 WEB動画の閲覧頻度と接触時間(一日あたり/週平均)

メディア調査
  • 週一回以上、WEB動画を閲覧する割合は、全体で80.3%。10代、20代では約9割、60代でも約7割がWEB動画を視聴している。
  • 「ほぼ毎日(週に6~7日)」に着目してみると、10代では76.1%がほぼ毎日WEB動画を視聴しており、20代でも半数以上(63.2%)が視聴している。
  • 週平均の視聴時間は、全体で64.3分。年代別では、10代で108.9分、20代で91.2分、30代で69.0分であり、30代以下は60分を越えてWEB動画を視聴していることがうかがえる。

メディア接触の時間帯(一日あたり/週平均)

メディア調査
  • 全体の時間帯別接触状況の傾向は、8時台の朝、12時台の昼、20時台の夜と3回のメディア接触のピークを迎える傾向。
  • 「テレビ」「携帯電話・スマートフォン」は、時間帯別の傾向も似通う動きがみられる。テレビを見ながらスマホを使うといった、マルチスクリーンでのメディア接触状況がうかがえるのではないか。
  • 21時台の時間帯に着目すると、「テレビ」「携帯電話・スマートフォン」だけでなく「デジタル動画」「パソコン」の接触が増加している。様々なデバイスやメディアを通じて、情報接触が盛んにおこなわれているものと考えられる。

調査概要

調査手法: インターネット調査
調査地域: 九州7県と沖縄県
調査対象者: 15歳から69歳の男⼥、⼀般⽣活者
サンプル数: 3,398サンプル 各県624~396サンプル
調査時期: 2021年2月19日 〜 3月3日

PR TIMES「九州・沖縄のエリアに特化した、メディアの生活やメディアサービス・市場の現状・変化・兆しをとらえる「九州・沖縄メディア環境実態把握調査2021」を実施」より

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