はじめのwebセミナー:開催方法・ツールは?

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ウェブセミナー

お客さんからの問い合わせが少ない、販促方法がわからない、そんな中小企業でも手軽に始まれるwebセミナー。とは言え、なんとなくやっても効果を得ることはできません。 セミナーを開催するにあたり、企画や集客に苦労することが目に見えています。

本記事ではwebセミナーについてそのメリットや開催方法について解説します。改めてwebセミナーの特徴やメリットを理解した上で自社にあった活動なのかどうか見極めてみてください。


目次

webセミナーとは?どんなことをするの?

Webセミナー(ウェブセミナー)は、その名の通りオンライン・インターネット上で開催するセミナーです。

従来の会場を用意して開催するオフラインセミナーとはことなり、開催者・参加者共に気軽に参加できる方法として重宝されているセミナー方式です。

「オンラインセミナー」「ウェビナー」「ネットセミナー」など様々な単語で表現されていますが、全て同じwebセミナーのことを指します。

ウェブセミナーは運営側、参加者側下記のような特徴があります。

ウェブセミナー 特徴

顧客獲得を目的としたものだけでなく、採用についてのウェブセミナー、社内研修、既存のお客さん向けのサービス説明など、様々な目的に活用しやすいのもウェブセミナーの特徴です。

webセミナー開催のメリットは?

従来型のセミナー、Webセミナーそれぞれ長所・短所があります。ここではwebセミナーの開催メリット(特に運営にとって)についてご紹介していきます。

webセミナーのメリット1:手間やコストの軽減

webセミナーの最も大きなメリットは手間やコストの削減です。

会場・造作費用、講師の出張費、人件費など、従来の方法でのセミナー開催は準備の時間とコストがふくらむことが多かったのではないでしょうか。

Webセミナーでは、このような運営側に発生する手間やコストを大幅に削減することができます。
会場・造作費用はオンライン上での開催なので不要ですし、講師もネットに繋げばどこからでも参加が可能です。会場の下見に行って、どこにどんなものを作るかを考える時間や、コストが不要になります。

参加する方々への飲料や資料の準備も不要になりますので、同じ金額で数十回のウェブセミナーを開催することができるようになります。

webセミナーのメリット2:どこからでも参加できる / 集客しやすい

Webセミナーは、参加者・登壇者、もちろん運営者も全国どこからでもアクセスすることが可能です。現地に出向かないといけない従来型のセミナーとは異なり、一度に多くの方々に対して情報を発信することができるようになります。

エリア限定のイベントや、聞きたかったけど現地に行かないと聞けない登壇者の講演を気軽に聞けるようになります。

そのため、これまで情報を届けたいけど届けられていなかった新規の顧客に対しても情報を届けるチャンスができるようになります。

webセミナーのメリット3:検証・品質改善のスピードが上がる

メリット1のようにかける時間とコストが圧縮されるため、効果的なセミナーのノウハウがどんどん蓄積されます。

通常1度しか開催できなかったセミナーを3回・4回と開催すれば、参加者の反応に合わせて、より刺さる講演内容を用意することが可能です。また、参加者に対しての折衝数を増やすことができますので、ウェブセミナーの品質だけでなく、営業品質についても改善スピードを向上させることが可能です。

また、各ウェブセミナー後にアンケートを取得することで、取りたかった情報を蓄積できますので、大きな資産になっていくでしょう。

webセミナーのメリット4:セミナー以外にも使いまわせる

ウェブセミナーを開催してそれで終わりにするのはもったいない。ウェブセミナーで使ったコンテンツを使い倒しましょう。

例えば当日の様子を録画して、参加できなかった方々に配布したり、当日の資料を営業資料やダウンロード資料、自社サイトの記事として活用するなど、1粒で3度・4度美味しい使い方をしていくことができます。

webセミナーの開催方法・配信ツール

Webセミナーの開催方法・配信方法は大きく2つに分けることができます。

リアルタイム(生放送)で配信する「ライブ配信」と、セミナーを事前に撮影し、録画データを提供する「オンデマンド配信」です。それぞれ長所が異なりますので、何を目的に開催するのか、ウェブセミナーの開催目的に合わせて効果的な手法を選ぶ必要があります。

“メリットその4”のように、「ライブ配信」と「オンデマンド配信」を合わせて実施できれば、その効果は何倍にもなります。

webセミナーの開催方法1:ライブ配信とは?

ウェブセミナーの中でも主流の配信方法です。

ZoomやYoutubeなどの配信ツールを使い、リアルタイムで参加者に情報を届けることができます。アクシデント対応には弱いですが、参加者に対してその場で疑問・課題を解決することができることから、より満足度を向上させやすいウェブセミナーの方法です。

即時性が求められる内容や、相手の温度感を理解しながら話すことで効果を発揮する、下記のような開催内容に適しています。

・商品・サービスの説明会
・ワークショップやその場で考えることを必要とするセミナー
・採用説明会
・株主総会

webセミナーの開催方法2:オンデマンド配信とは?

一度制作すれば手を入れずに拡散してくれる手離れの良さや、いつでもどこでもどの時間でも参加者の都合にわせて自由に活用できる柔軟性が特徴の配信方法です。

学習用コンテンツや、ライブ配信の内容を蓄積することができるため、一度見て理解できなかった場合に反復して確認が可能です。そのため、下記のような開催内容に適しています。

・企業・サービス紹介動画
・入社前研修動画
・学習用の講座

webセミナーの配信ツール

ウェブセミナー初心者でも比較的使いやすい配信ツールを3つまとめてみました。

  1. Zoomビデオウェビナー
  2. Wellcast
  3. Googleハングアウト

webセミナーは成果を上げるための1つの有効な手段ではありますが、スタートのハードルが低いからこそ、各社チャレンジをしています。ここからどう差別化をしていくのか、どう継続的に進めていくかは一定の力が必要になってきます。

何となくで進めるのではなく、何を目的にwebセミナーを手段として活用するのか。ここを考えた上で挑戦してみてください。

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